コーポレートファイナンスの
専門性を活かし、
クライアントと共に汗をかく。

山本 聡美Satomi Yamamoto

本社機構 | 2015年入社

山本 聡美Satomi Yamamoto

本社機構 | 2015年入社

自由に意見を言い合える環境で切磋琢磨する

学生時代はゼミで企業の経営分析などに取り組んでおり、その頃から経営コンサルタントという職業に興味を持っていました。
そんな時にNRIのインターンシップに参加し、5日間という短い期間ではあったものの、社員の方が付きっきりで指導してくださり、学生である自分とも誠実にディスカッションをしてくれた点や、明るく活気に満ち溢れた職場の雰囲気がとても好印象でした。そういった経験を通じて自分もNRIの社員となり切磋琢磨して成長していきたいという思いが強くなり、入社を決めました。
NRIは上司部下関係なく、クライアントが抱える課題解決のために皆が自由に意見を言い合える風土がある会社だと感じます。ただ若手の裁量権が大きい一方、若手でも常に何かしら価値を出すことが求められるという環境は辛い面もあります。が、その分やりがいや成長を感じることが出来る点や、やる気さえあれば自分のやりたい仕事をやらせてもらえる自由さも、NRIならではの環境ではないかと、とても気に入っています。

企業の重大な意思決定の局面に立ち合う

近年、企業の買収(M&A)などが頻繁にニュースで報道されていますが、M&Aが完了するまでには様々なプロセスを踏む必要があります。どういった企業を買うべきなのか、という企業探索から始まり、本当にその企業を買って大丈夫なのか、何かリスクが潜んでいないのか、などを詳細に検証しにいきます。それと同時に、その企業にはどれほどの価値があるのか、いくらの金額で買うのが適正なのかを計算します。当然、買手はより安く買いたいですし、売手はより高く売りたいと思うので、両社で合意できる落としどころを交渉して決めていきます。こうして、ようやく企業買収が完了するのですが、買った後には、両社が協力してより一層成長していけるためのマネジメントなども必要となります。NRIはこういったM&Aの企業探索~買収、そして買収後の調整までを一気通貫してサポートしています。
私は現在、とある企業の「不採算事業の売却」という案件を担当しています。テーマとしては一見あまり前向きなものではないように見えますが、このまま何もせずに事業価値を毀損し続けていくよりも、より事業を伸ばしていける他社に売却するほうが、経営判断としては正しいと言えます。もちろん、何百人という従業員の雇用を守る必要もあります。そういった、企業の重大な意思決定の局面に立ち合えることは、非常にやりがいを感じますし、他社では経験できないことだと思います。また、この案件ではクライアントの会社に常駐することも多く、共通の目標に向かってクライアントと一体となって汗をかく「セームボート感」を味わえることにやりがいを感じています。

指名されるコンサルタントを目指して

日々の業務ではクライアントと直接話す機会が多数あり、「常にクライアントを向いて仕事をする」という意識で仕事に取り組んでいます。というのも、多少の困難や辛いことがあった時でも「お客様のために」という想いを持ち続けることで踏ん張れるからです。
これまでのキャリアを通じて、M&Aやコーポレートファイナンスに関する知識の習得や、クライアントとのコミュニケーションの取り方などを学ぶことが出来たと感じています。
今後は、これまでの案件を通じて学んできたことを活かし、自分が主体となって案件を取ってくることに挑戦したいと考えています。
将来的には「コーポレートファイナンスといえば、NRIの山本さんに依頼したい」とクライアントに指名をしてもらえるよう、より一層専門性やコンサルタントとしての能力に磨きをかけていきます。

※内容はインタビュー当時のものです。