変革のパートナーとして、
産業界の発展に貢献する。

池幡 諭Satoshi Ikehata

コンサルティング事業本部 | 2008年入社

池幡 諭Satoshi Ikehata

コンサルティング事業本部 | 2008年入社

自分の提案で企業や業界を動かす

私は学生の頃から、日本の産業を牽引しているような企業、特にテクノロジーやものづくりの領域で活躍する企業の成長に貢献し、日本の産業競争力の強化に貢献したいと考えていました。就職活動の中で出会ったNRIが日本の産業界を代表する多くの企業をクライアントに持ち、重要な経営課題・事業課題についてコンサルティングを提供していることを知ったとき、ぜひこの会社で働きたいと思いました。

また、説明会や面接を通してNRIについて深く知っていくと、誰でも自分の意見を言うことができるフラットな組織であり、意見を持つことこそ評価されるというカルチャーがあることがわかりました。この会社なら自分の考えで日本の産業界や社会を、ひいては世界を変えていくことができると思い、入社を決断しました。

実際、入社後に私が手掛けた案件はいずれも、日本を代表する企業の新たな事業戦略に関わるもので、社会に与えるインパクトは非常に大きなものでした。また、若手に対しても「あなたはどう考える?」と積極的に意見を求められ、やりたいことに挑戦させてくれる組織としての度量の大きさも入社前に想像した通りで、この点はNRIの大きな魅力だと改めて感じることができました。

「絵に描いた餅」にはしない

現在私の所属する組織では、主に自動車メーカー、電機メーカー、総合商社を対象に、事業や組織の変革のパートナーとして、マネジメントコンサルティングを行っています。具体的には、中期経営計画の立案、事業ポートフォリオの見直し、特定の事業における事業戦略の立案、業務提携やM&Aの実行などの支援をしています。

NRIのコンサルティングは、私たちが持っているアイデアを一方的に提案するものではありません。例えば、日本で培った技術やノウハウを使ってヨーロッパで事業を拡大したい、という相談を受けたとします。私たちはまず、このプロジェクトでどういう答えを出したいのかということを深く理解し、その上で、現地に出向くなどして調査を実施。併せて、ヨーロッパ市場においてクライアントの優れている点、逆にビハインドしている点の分析を行います。そしてこのような環境把握をベースに、クライアントが目指すべき事業像とそこに至る道(戦略)を提案します。さらにこの提案が「絵に描いた餅」に終わらないように、クライアントが実行できるところまで具体化していきます。

こうした仕事の魅力は大きく2つです。1つは、つくりあげた私たちの提案に基づき、クライアントが大きく変わっていくだけでなく、業界全体が新たな方向に進んでいくのを見ることができること。もう1つは、真剣な取り組みの結果、社内チームメンバーやクライアントのチームメンバーとの間に強い絆が生まれること。こういった経験や人とのつながりは自分の人生の財産であり、この仕事をしていてよかったと思える理由になっています。

クライアントファーストを貫く

私はこれからも、クライアントにおけるトップマネジメントのパートナーとして、悩みに寄り添い、より良い方向に舵を切ってクライアントが変わっていくことを支援し、力強く後押しできるコンサルタントを目指していきたいと思っています。同時に、業界全体の課題を、クラアント企業と連携しながら解決していけるコンサルタントでありたいと考えています。

そのために私がモットーとして大切にしているのは、①クライアントファースト、②一つひとつのプロジェクトに丁寧に取り組む、③たとえクライアントと考え方が違ったとしても、チームと自分の考えを信じて、自信をもってご提案する、という3つです。これらを見失わずNRIの仲間とともに「コンサルビジネスの次」を創っていくことに、これから挑戦していきたいと思っています。

学生の皆さんが「自分が何をしたいのか」を見つけることは決して簡単ではないと思います。一人で考えるのではなく、社会人として活躍している多くの人と話し、それぞれの仕事の魅力を見つけ、その中で最もわくわくするものを選んでください。私もひとりの社会人の先輩として、力の全てを注ぎ、クライアントのため、そして日本の産業界の発展のために尽くすNRIのコンサルタントの魅力をお伝えしていきたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。