ビジネスモデルの転換が求められる今、
顧客の悩みに寄り添いDX実現を支える。

宮脇 陽子Yoko Miyawaki

コンサルティング事業本部 | 1995年入社

宮脇 陽子Yoko Miyawaki

コンサルティング事業本部 | 1995年入社

議論のテーブルでは誰もが平等な組織

私は大学院の商学研究科で現代の産業社会について幅広く学んだこともあり、就職に際して、コンサルタントであればその学びを活かせるのではないかと考えていました。また、常に時代の最先端のテーマに取り組むことができ、事業会社でずっと同じ事業をやり続けるよりも、さまざまな会社の多岐にわたるテーマに挑戦できることにも魅力を感じていました。

私がNRIを知ったきっかけは、学生時代の先輩のひとりがNRIの社員として働き始めていたからです。先輩を通じて会った何人かの社員の話を聞く中で、社風が自分に合うと感じました。特に、一人ひとりの社員がしっかりと自立していて、議論のテーブルではだれもが平等で、フラットな組織であること。そして単にソリューションを「売る」というスタイルではなく、お客様の特性に合うソリューションを生み出しながらコンサルティングするスタイルであることにも心惹かれました。この環境の下で働きたい、そう思いNRIへの入社を決めました。

顧客企業のDX実現のため、NRIが一体となって支援する

私は現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することをミッションとしたコンサルティング組織に所属しています。デジタル化が急速に進展する中、企業はこれまでのやり方とは違う、デジタルテクノロジーを活用したビジネスへの転換を迫られています。DXの戦略構築から業務の実践まで、システムコンサルティング本部やソリューション部門との連携を密にしながら、業務設計、業務実施のためのITシステム構築、人材育成・確保など、あらゆる側面について、コンサルティングを行っています。

NRIの顧客は、デジタル新興企業というよりも、従来から存在している大企業がほとんどです。そういったお客様は、これまでのやり方で一定の成功を築いてきただけに、ビジネスモデルを転換できずに悩んでいる企業が少なくありません。その悩みに寄り添い、少しずつ変革していくことが私たちコンサルタントの仕事です。悩み、葛藤し、それでも懸命に改革を進めようとする真剣なお客様に向き合うことができることは、コンサルタントとして大きな責任を負うことであると同時に、やりがいを感じるものであり、NRIのコンサルタントならではの醍醐味だと思います。

考え抜き、これがよいと確信したことを提案し続ける

私が日々の業務の中で目標にしているのは、メンバーがお互いを尊重し、高いパフォーマンスを出せるチームを作っていくことです。

デジタルテクノロジーやサービスなどは次々と新しいものが出てきており、そのスピードについていくことは至難の業です。自分だけですべてをカバーすることはできず、若手でもベテランでもそれぞれに得意・不得意があるため、チームワークが大切です。互いに得意な部分を活かし合って、お客様に最高のコンサルティングサービスを提供できるよう、互いの専門性に敬意を払い、それをコーディネートしていく力を伸ばしていきたいと思います。そのために、一人ひとりに求めたいのは、限界まで考え抜くという姿勢です。ビジネスに正解はないし、コンサルタントは正解を提示する仕事ではありません。正解ではないかもしれないけれど、考え抜いた結果、これがよいと確信したことを常に提案し続ける――それがコンサルタントの仕事です。考え抜く力を持っている人はコンサルティングを楽しむことができます。そういう人をチームとして結集したい。そして、そういう仕事がしたいと思う人にぜひお会いしたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。