実態をおさえて
NRI業務を法的にサポートする

徳山 和歌Waka Tokuyama

本社機構 | 2015年入社

徳山 和歌Waka Tokuyama

本社機構 | 2015年入社

企業の土台を支える仕事

「企業の土台を支える仕事がしたい」、それが就職活動をする中で軸としていた観点でした。また、法学部出身で大学在学中は法律の資格取得を中心に勉強していたこともあり、できれば法律に関係する仕事もしたいと思っていました。そんな中、NRIに出会い興味を持ちました。NRIであれば、ITで顧客のビジネスを支えることができるし、法務スペシャリストとして入れれば、自分のやりたいことが両立できる。そう考え、NRIへの入社を決めました。
実際にNRIに入ってからもその考えは間違っていなかったと感じています。現在、現場の契約交渉をサポートする業務に携わっていますが、法律の知識を武器に企業の土台を支えていると感じることができています。また、NRIでは若手のうちから責任のある仕事に取り組むことができます。時にはハードな仕事もあるので、自身の知識の至らなさを痛感することもありますが、反対に自分の成長のきっかけにもなるので、ありがたく感じています。

法の知識を武器に現場業務に貢献する

現在は法務・知的財産部の一員として法律に関する業務を行っています。
具体的には、顧客との契約の相談や支援、知的財産権の権利化や維持、トラブルや訴訟時の対応などです。
特に、顧客との契約はとても重要で、契約の内容によっては後々トラブルになり最悪訴訟に発展したりもします。未然に防ぐため、しっかりと契約書をチェックすることはもちろん、従業員に対しコンプライアンス教育や契約に関する研修を行っていくということも大事な仕事として行っています。
こういった法務の仕事は直接顧客と接する機会はほぼありませんが、契約なくして顧客にNRIの業務は提供できません。契約次第で仕事が円滑に進められるかどうかが決まったりもします。案件によっては、顧客とNRIの望む契約条件が食い違っていることもあります。そんなとき現場担当者とコミュニケーションを取りながら交渉を進め、NRIと顧客双方の条件が満たせる契約を締結できたとき、また、携わった案件がビジネスとして形になり世に出回ったとき、とてもやりがいを感じます。

実態に即して考える

今後は、M&Aや新規事業の開発といった新しいことを一から生み出すようなビジネスや、近年流行となっているDXやAIといった新たな技術を用いたITビジネスに対して、法的なサポートをしていきたいです。そのために日々の業務を単にこなすだけでなく、自己研鑽を通じて法的知識に加え、ITビジネスに関する知識、会計や経営管理などについても学んでいます。
心がけているのは実態に即して考えるということです。法務という仕事柄、ルールに従って判断しようとすると有りか無しかの二択になってしまいますが、それでは交渉に行き詰まってしまいます。ルールを理解したうえで、しっかりと実態をおさえて打開策を練る。常にその視点を忘れず物事を考えるようにしています。

※内容はインタビュー当時のものです。