データ分析技術を駆使して
日本の産業が世界に誇れる時代へ再び

廣田 壮一郎Soichiro Hirota

システムコンサルティング事業本部 | 2015年入社

廣田 壮一郎Soichiro Hirota

システムコンサルティング事業本部 | 2015年入社

プロ意識を持ち続けられる

就職活動は、特定の業界に縛られずさまざまなお客様と仕事ができる企業を見ていました。その一つにNRIがありましたが、正直なところ、内定承諾直前まで迷っていました。どの企業も長所と短所があり、これといった決め手が見つけられなかったからです。
そんなとき、OB・OG訪問やセミナーでNRI社員と会話したことを思い出しました。どの社員も、初めて聞く話題でもすぐさま話を整理し視点鋭く話をしていました。「一緒に仕事することで自分もそうなれるのではないか」、そう思いNRIへの入社を決めました。
振り返ってみて、その決断は間違ってなかったと確信しています。周りにはNRIとお客様、双方が良くなることを考えて仕事をしている人が多いです。仕事に慣れてしまうとつい現状を良しとしてしまい改善の意識がなくなりがちですが、周囲の優秀な仲間やお客様と触れ合えているおかげで、常にプロ意識を持ち続けることができています。

お客様の今後に影響する仕事

現在、データ分析技術を活かしてお客様企業の課題を解決する仕事をしています。お客様の業務データからお客様自身も気づいてない業務課題を可視化したり、機械学習モデルや数理最適化モデルを用いた業務変革の提案を行ったりしています。
例えば、セールスマンが販売している自社の商品について、商品スペックについては説明できても、その商品がどの工場からどの倉庫を経由して何日在庫された後に陳列されているかなどを説明できる人はほとんどいません。こういったお客様でさえ把握できていない情報を一目で理解できる様に可視化し、新たな改善活動に繋がる様な示唆を提供しています。
今の仕事は医者の仕事に似ていると感じています。お客様が直感的にしか把握できていない症状に対して、多角的な観点をもって診断し、効果的な治療方法を提供しているからです。私の治療一つで患者の今後に大きな影響を与えるかもしれないと思うと、とても責任感・やりがいのある仕事だなと日々感じています。

お客様目線

私の目標は、お客様の計画管理業務(PDCAサイクルなど)の高度化や自動化を促進し、高付加価値業務に従事できる時間を増やしていくことで世の中の労働生産性を高めることです。なぜ計画管理業務に注視するかと言うと、計画は企業にとってあらゆる業務の起点になるものであり、後続業務の成果に大きく影響するからです。私はデータ分析技術を活用することでこれを実現し、企業がサービス品質向上に注力できるようにしたいと考えています。結果、日本の産業が世界に誇れる時代へ再び戻ることが私の夢です。
夢を実現するために今の私が普段仕事で心掛けているのは、お客様目線で考え抜き、着実に一歩が踏み出せるように具体的な形にしていくことです。コンサルタントという職業は、つい綺麗な絵空事や聞こえのいいストーリーを描きがちです。お客様が本当の意味で変革するためにはどうすればよいのか、どうしたら実行できるのかを常に意識しながら仕事をしています。
お客様目線で考えるという姿勢は、仕事はもちろん、就職活動においても有用だと思います。相手が知りたい情報を伝えることが出来ているか、ひいては客観的に自分のことをしっかりと理解できているかが重要です。就職活動は自分の理解を深める良いキッカケになるかと思います。楽しくやりがいをもって仕事を続けていくためにも、自分が10年後、20年後どうなっていたいのかをしっかりと理解しておくことをお勧めします。

※内容はインタビュー当時のものです。